校長だより

第75回 卒業証書授与式

 本日、布施高等学校第75回卒業証書授与式が挙行されました。快晴である上に寒さも和らぎ、春の訪れを感じる日でした。卒業生の堂々とした入場の後、国歌斉唱、校歌斉唱、自治会歌斉唱と続き、卒業証書授与の際には、担任の先生が一人一人名前を読み上げ、8クラスの代表がそれぞれ壇上で卒業証書を受け取りました。8人とも立派に代表を務めあげました。

 最後の「卒業するにあたって」では、76期生(75回目の授与式ですが76期生です)の代表2人がそれそれの思いを述べました。コロナ禍での3年間、体育祭や創造祭のこと、部活動のこと、感謝の気持ち。涙をこらえながら語ってくれました。聞いていて私も胸が熱くなりました。本当に素晴らしい卒業式でした。

 この学年はコロナに翻弄された学年でした。高校生活は6月からのスタートで、2年時の創造祭は中止となり、部活動も満足に行えませんでした。本当につらい時期が続いたと思います。しかし3年生ではまだまだ制約はあったものの、なんとか学校行事も部活動もコロナ前のように行うことができました。本当によく頑張ったと思います。

 これから、それぞれ新たな違った道へ進むこととなります。失敗を恐れず、夢や志に向かって常に「挑戦」し続け、前向きに「努力」をし、これから始まる新たな人生を自分の力で素晴らしいものにしてください。

「たった一人しかない自分を、たった一度しかない一生を、本当に生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」

 がんばれ 76期生!

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