今日の5時間目、3年生の探求の時間は「ハザードマップで防災について考えよう」でした。現在、台風14号が近づいており、生徒たちにとってもより身近なテーマです。まず、先生からこの授業の説明があり、続いて各自のスマホや資料をもとに調べ学習が始まりました。大阪府中部で過去に起こった気象災害、そして土石流について、一人一人に配られたワークシートに各自が記入していきます。その後、グループに分かれ、布施高校の所在地である東大阪市と、隣接している八尾市、柏原市のハザードマップを見ながら、どこでどんな災害が予想されるのか、そして自分の家の付近ではどんな災害が予想されるのかの意見交換を行いました。ハザードマップは、今回、教材を作成していただいた先生が、それぞれの市役所へ足を運びいただいてきたもので、初めて見る生徒もいました。また、ある先生は、これに加えて自分が住んでおられる市のハザードマップを投影し、実体験をもとに説明をされていました。最後に、台風の時に気を付けることを生徒たちに考えさせ、授業が終了しました。教材を作成された先生は、「本来ならば、グループでもっと活発に討議をさせたり、発表をさせたりしたいところですが、このコロナ過であることから、ワークシートへの記入が少し多くなりました」とおっしゃっていましたが、非常によく考えられた内容でどの生徒も熱心に取り組んでおり、一人一人の防災に対する意識がかなり向上したのではないかなと思っています。