10月15日、菜の花委員が司馬遼太郎記念館の方々、地域のボランティアの方々と協力してプランターに植えた菜の花が、少しずつ育ち大きくなっています。菜の花委員が交代で水をやっており、1月に咲く黄色い花が待ち遠しい限りです。
さて、今日の産経新聞朝刊に、「雑木林に宿る 文豪の魂」との見出しで、司馬遼太郎記念館開館20周年の記事が掲載されました。記念館は、平成13年に世界的建築家の安藤忠雄さんによる設計で開館し、22年には約300平方メートルの土地が加わり敷地面積が拡大しました。その庭にはクスノキやクヌギなどの樹木が林立し、もちろん菜の花も季節になると花を咲かせています。館内では、高さ11メートルにも及ぶ3層吹き抜けの大書架があり、約2万冊の蔵書や資料が収められています。本当に素晴らしい記念館です。
今年は、司馬遼太郎さんの没後25年にあたるそうです。そして、先月、司馬さん原作の「燃えよ剣」が封切られました。新選組・土方歳三演じる元V6の岡田准一さん、近藤勇演じる鈴木亮平さん、沖田総司演じる山田涼介さんなど、豪華キャストによる幕末の歴史スペクタクル超大作です。また、来年には幕末の越後長岡藩家老・河井継之助を描いた「峠 最後のサムライ」が公開をされるそうで、とても楽しみです。
この記事の最後には、以前の校長だよりで紹介した「菜の花忌」に向けて布施高校生が育てている菜の花プランターについて紹介していただきました。花を咲かせ、この町が菜の花で彩られるのが本当に楽しみです。それまで、菜の花委員のみなさん、よろしくお願いします。そしてこれからも、司馬遼太郎記念館や地域の人々とともにこの活動をずっと続けていき、司馬さんの思いを受け継いでいきたいと思います。