先日実施致しました学校見学会の際は、残念ながら女子バレーボール部は体育館練習がありませんでした。
見学会当日、活動内容等に関してたくさん問い合わせを頂きましたので、11月23日(火・祝)の練習メニューを、練習内容の一例としてご紹介させて頂きます。
11月から外部指導者の方々が指導に来てくださることになりました。技術面の指導も行き届き、充実した練習メニューで生徒たちも生き生きと練習しています。
事前にご連絡いただければ、練習の見学も可能です。是非、一度、練習の様子を見に来てください!
【11月23日(火・祝) 8:30-11:30 本校体育館 外部コーチ4名 顧問2名】
1.アップ
―ボールをドリブルしながらコート周りを走る
★フェイントをする際のボールタッチを身に付けつつ、アップ
2.二段トス
―レフトとライトのアタック位置に一人ずつ立ち(①)、残りのメンバーはコートの両角辺りに半分ずつ並ぶ。
―アタックライン後方付近から自分で手上げした球を、レフトとライトに交差する形で交互に二段トスを上げる。
―自分で上げたトスのブロックフォローに行き、①の人と入れ替わる。
★試合での動きをイメージし、すぐにブロックフォローができるように
3. パス
―ネットを背にして3m、6mの間隔でパスを行い、セッターとの距離感をつかむ
―ネットと平行にトスを上げる練習(ネットがあるだけで上げにくさが全然違う)
―ネットと平行に2人、1人追加して3人組で角度を変えたパス(レシーブからトスへつなぐ実践的練習)
★3m間隔なら2人×3組の6人が練習できる
★レフトアタッカーがセンターやライトにトスを上げる場面の練習にもなる
4.サーブ
―通常のサーブ練習(3分程度)
―自分で打ったサーブを全力で取りにダッシュしてから打つ(息の上がった状態で8秒以内に集中して打つ)
★サーブは1本1本集中して丁寧に打つ
★体力作りも兼ねつつ、試合中の状態に近いコンディションでサーブを打つ
5.トスの練習
―指導者がセッターにボールを出す
―レフト・センター・ライトがボールを呼び、セッターは3ポジションのどこかにトスを上げる
―指導者はフェイントも出す
★セッターが滑り込んでレシーブすることもあるため、アタッカーがトスを上げる練習にもなる
6.ネット際のプレー:4対4で10点先取のゲーム形式
―コートはアタックラインまで
―最初はオーバーで相手コートにボールを入れる
★低い位置で辛抱し、ボールを高く上げる
★打たずに、相手が嫌な所に相手コートをよく見て返す
★打てない体勢の時も何とか相手コート内に返球する
★ネットに近い球をネットタッチせずに返す
7. ネット際のプレーの個人練習:2人組で、ネット際に相手が落としてバウンドしたボールをネット上まで上げる
8.サーブカットからの攻撃:4対4で10点先取のゲーム形式
―コートはアタックラインからエンドラインまで
―セッター1人、3人でサーブカット
人数が少なくてもサーブカットから実践に近い練習ができる
9.アタック
―レフト・センター・ライトの3人+セッター(コーチが手上げ)、反対コートにレシーブ3or4人
―セッターのトスと合わせる練習とは分ける(トスの練習は別で実施)
―レフトから一人で打つ ブロック1or2枚 レシーブ3or4人
―レシーブが乱れたら、センターとレフトの間に上げてレフトが打つ(センターに高く上げると誰かが返せる)
★乱れたレシーブをレフトに上げられない場合、バックアタックも有効(後方から上がるトスより打ちやすい)
今日は、「その練習が試合のどの場面でいきるのか」、「自主練としてできる練習法」、「今ある力で戦う方法」「時間に制約のある中で強くなるための心構え」を教わりました。
- カットが上がるかどうかではなく、“手を出す”こと!
- 試合を常に意識した練習を!
- 休憩している選手をなくす!
- 呼ぶ声、指示の声を常に出す!
- 練習していないことは突然できない。(バックアタックやセンターとレフトの間で打つ)練習を日頃からしておく!
- 励ますより、打たれたアタックを上げてあげる事がチームワーク!