本日、布施高等学校第76回卒業証書授与式が挙行されました。昨日まで不安定な天候が続いていましたが、今日は快晴で春の訪れを感じる日でした。卒業生の入場の後、国歌斉唱、校歌斉唱、自治会歌斉唱と続き、卒業証書授与の際には、担任の先生に一人一人名前を読み上げていただき、私から7クラスの代表の生徒にそれぞれ壇上で卒業証書を授与しました。
私の式辞、PTA会長の祝辞のあと、「送るにあたって」では、在校生代表として自治会執行部の委員長が3年生に向けて心温まるお礼の言葉をのべ、「卒業するにあたって」では、77期生の代表3人が、体育祭や創造祭、学年行事のこと、修学旅行のこと、部活動のこと、保護者への感謝の気持ちなど、この3年間を心を込めて語ってくれました。聞いていて私も胸が熱くなりました。最後に、卒業生みんなで保護者席の方を向き、卒業の歌(レミオロメンの「3月9日」)を歌いました。本当に素晴らしい卒業式でした。
私も3年前、この学年とともに布施高校に入学(?)しました。4月から新型コロナウイルス感染症の影響で幾度となく休校となり、77期生にとっての初めての創造祭は中止となり、部活動も満足に行えませんでした。本当につらい時期が続いたと思います。しかし2年生ではまだまだ制約はあったものの、なんとか学校行事も部活動もコロナ前のように行うことができました。特に北海道への修学旅行は、誰一人として病気やけがもなく、天候にも恵まれ、素晴らしい最高の修学旅行でした。思い描いた学校生活を送ることができない時期もありましたが、3年間布施高校生らしく学校生活を全うしてくれました。そしてみんなそれぞれが大きく成長してくれました。
これからはそれぞれ新たな道を進むことになります。失敗を恐れず、失敗しても挫けず、「夢に向かって常に挑戦」し続け、いたわり、他人の痛みを感じること、やさしさといった「人を思いやる心」を大切にし、これから始まる新たな人生を自分の力で素晴らしいものにしていってください。
がんばれ 77期生!
(今日の卒業式では、テレビ局、新聞社の取材がありましたので、ネットニュースやテレビ、明日の朝刊等でご覧いただけたらと思っています。)