今回の大会の大きな議題は
“Striving for World Peace in Our Daily Lives”と “SDGs: Tackling the Root Causes of Conflict”です。
日本語に言い直すと、「SDGsで紛争を解決しながら世界平和を求める生き方について考える」です。私たちのチームはSDGsの5番目であるジェンダーについて取り上げました。
ジェンダーにした理由は二つあり:
まずは紛争に繋がると考えやすいSGDsの飢餓や貧困、気候変動、エネルギーの項目は他のチームが取り上げる可能が高いと考えたことです。またこれらのトピックについては高校生ができるアクションプランも限られており、特に飢餓と貧困は日本と台湾のどちらにおいて実例を挙げることに限界があると感じました。
そこで生徒からの提案でジェンダーについてなら、日本と世界に明らかな対比があり、さらに台湾は近年ジェンダー問題の解決に大きな突発口を作ったことも取り上げることができます。
また、紛争や戦争の定義も違う見方があるのではないかと考えました。物理的な攻撃を与えるだけでなく、内心の苦しみを与えることも紛争の一つと捉えられます。
このように、考えば考えるほどアイデアが浮かみ、ジェンダーに決定となりました。幸いどこの学校とも分野が被ることはなく、オリジナリティを持ちながら発表ができました。
私たちのプレゼンのタイトルはSmall things can make a big difference、「小さな事でも大きい変化をもたらすことができる」です。高校生ができる事は小さな事ばかりかも知れませんが、それが積み重なれば大きな違いも生じると信じています。